ウォリアーズ 10連勝 ファイナルまでのホーム・アドバンテージ取得へマジック「4」

[ 2017年4月1日 16:14 ]

24得点を挙げたウォリアーズのカリー
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 NBAは31日に各地で11試合を行い、リーグ全体首位のウォリアーズは地元オークランドでロケッツを107―98(前半56―61)で下して10連勝。ファイナルまでのホーム・アドバンテージ取得へのマジックナンバーは残り6試合で「4」となった。

 ステファン・カリー(29歳)は24得点、クレイ・トンプソン(27歳)は20得点をマーク。2人とも3点シュートを4本成功させ、勝負どころの第4Qを24―13で制して勝利をものにした。

 ロケッツは28日に地元ヒューストンで行われた同一カード(106―113)に続く敗戦。ジェームズ・ハーデン(27歳)は17得点に抑えられ、土壇場では力を発揮できなかった。

 東地区全体首位から2位に順位を下げたキャバリアーズは地元クリーブランドで76ersを122―105(前半70―52)で退けて48勝27敗。レブロン・ジェームズ(32歳)が34得点、9リバウンド、カイリー・アービング(25歳)は24得点、9アシストを挙げて連敗を3で阻止した。

 セルティクスは地元ボストンでマジックに117―116(前半57―64)で競り勝って東地区全体首位の座を死守。アイゼイア・トーマス(28歳)が35得点を稼ぎ、1点差を追っていた残り1分22秒にアル・ホーフォード(30歳)がフリースローを2本とも決めて試合をひっくり返した。

 リーグ全体2位のスパーズは敵地オクラホマシティーでサンダーを100―95(前半41―54)で振り切って58勝17敗。カワイ・レナード(25歳)が28得点をマークし、第3Q途中で最大21点をリードされながら逆転勝利を収めた。

 サンダーは3連勝を逃して43勝32敗。ラッセル・ウエストブルック(28歳)は32得点、15リバウンド、12アシストで今季39回目のトリプルダブルを達成した。1961年シーズンのオスカー・ロバートソン(ロイヤルズ)以来となる史上2人目の年間トリプルダブルをほぼ確実にしているウエストブルックは、残り7試合でさらに2回3部門に2ケタの数字を残すと、そのロバートソンが樹立したシーズン最多達成回数(41)に並ぶことになる。

 バックスは地元ミルウォーキーで延長の末にピストンズを108―105(前半56―48、延長13―10)で退けて40勝36敗。第4Q残り5分で10点を追う展開だったが粘りに粘って追いつき、延長を制して貴重な白星をものにした。バックスは3月を14勝4敗で乗り切り、東地区全体でホークスを抜いて6位から5位に浮上。ヤニス・アデトクンボ(22歳)が28得点、2メートル16の新人ソン・メーカー(20歳)が自己最多の23得点を稼いで競り勝った。

 <その他の結果>

ホーネッツ122―114ナゲッツ、ラプターズ111―100ペイサーズ、ペリカンズ117―89、ニックス98―94ヒート、グリズリーズ99―90マーベリクス、ジャズ95―88ウィザーズ

  <東地区全体順位>

(1)*セルティクス(49勝27敗)(2)*キャバリアーズ(48勝27敗)(3)*ラプターズ(46勝30敗)(4)*ウィザーズ(46勝29敗)(5)バックス(40勝36敗)(6)ホークス(39勝36敗)(7)ヒート(37勝39敗)(8)ペイサーズ(37勝39敗)(9)ブルズ(36勝39敗)(10)ホーネッツ(35勝41敗)(11)ピストンズ(35勝42敗)(12)ニックス(29勝47敗)(13)76ers(28勝48敗)(14)マジック(27勝49敗)(15)ネッツ(16勝59敗)

 <西地区全体順位>

(1)*ウォリアーズ(62勝14敗)(2)*スパーズ(58勝17敗)(3)*ロケッツ(51勝25敗)(4)*ジャズ(47勝29敗)(5)*クリッパーズ(46勝31敗)(6)*サンダー(43勝32敗)(7)*グリズリーズ(42勝34敗)(8)トレイルブレイザーズ(37勝38敗)(9)ナゲッツ(35勝40敗)(10)ペリカンズ(33勝43敗)(11)マーベリクス(31勝44敗)(12)ティンバーウルブス(30勝44敗)(13)キングス(29勝47敗)(14)サンズ(22勝54敗)(15)レイカーズ(21勝54敗)

 *はプレーオフ進出が確定。ポストシーズンに参加できるのは両地区上位8チーム。レギュラーシーズンは82試合。

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