パラ奨学金授与式で陸上・辻が決意 18人が対象

[ 2017年4月1日 05:30 ]

 2020年東京パラリンピックに向けた選手育成などを目的に、日本財団が日体大などの所属選手に給付する奨学金の授与式が31日、都内で行われた。

 昨夏のリオデジャネイロ大会陸上女子400メートル銅メダルの辻沙絵が奨学生を代表し「学業、競技に集中できる環境を与えていただいた。より多くの学生がメダリストになれるように頑張る」とあいさつした。4月から大学院に進学する辻のほか、競泳女子の池愛里、車いすバスケットボール男子の鳥海連志ら18人が対象。1期目となる17年度は学費や遠征費などの活動支援費として計約7400万円を給付する。日体大の松浪健四郎理事長は「国民に夢と希望を与えるために全力で取り組み、奨学金を価値あるものにしてほしい」と期待した。

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2017年4月1日のニュース