宇野は好調持続!高難度ジャンプしっかり着氷「笑顔で終わりたい」

[ 2017年4月1日 05:30 ]

フィギュアスケート世界選手権 ( 2017年3月31日    フィンランド・ヘルシンキ )

フリーへ向けて調整する宇野昌磨
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 SP2位と好発進した宇野は、公式練習で高難度の4回転ループやフリップをしっかり着氷し、切れのある動きを見せた。前日のSPでは2つの4回転ジャンプを完璧に決め、2月の四大陸選手権で出した自己ベストを4・58点更新する104・86点をマーク。世界歴代3位の高得点を叩き出したが、その好調さをしっかり維持していた。

 初出場の昨年はSPで4位につけたが、フリーでは弱気になって2つの4回転ジャンプをミスし、7位に沈んだ。その時流した悔し涙が、今季の躍進の原動力。「変わったのは全て。ジャンプも精神面も考え方も」と成長を実感している。

 首位のフェルナンデスとは4・19点差。フリーでは4本の4回転ジャンプが入った高難度のプログラムに臨む。2月の四大陸選手権では4本すべて成功させたが、他のジャンプでミスがあった。伸びしろは誰よりも持っている。「昨年と同じ失敗をしないようにしたい。笑顔で終わりたい」。初の表彰台はもちろん、頂点も視界に入れてフリーに挑む。

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2017年4月1日のニュース