モーグル2冠堀島 エア磨き平昌で金「最高難度で戦っていく」

[ 2017年3月12日 05:30 ]

羽田空港に到着し2個の金メダルを手にする、フリースタイルスキー世界選手権のモーグルとデュアルモーグルで男子2冠を達成した堀島行真
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 フリースタイルスキー世界選手権でモーグル、デュアルモーグルの2冠に輝いた堀島行真(19=中京大)が、来年の平昌五輪に向けてエアの難度アップに取り組む。11日にスペインから羽田空港着の航空機で帰国。出迎えの多さに「本当にびっくりしている」と出発時との変化に戸惑いを見せた。

 「平昌五輪では金メダルを獲れるように頑張りたい」と意気込む新王者は現状には満足していない。これまではダブルフル、コーク10の最高難度の構成にこだわってきたが、札幌アジア大会からはコーク10、コーク7にレベルを落とした。その分、難度点は下がったが、出来栄え点とともに滑りの安定感が増した。五輪までの周囲のレベルアップも予期した上で「最高難度で戦っていくのがトップを狙うには必要」と語った。

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2017年3月12日のニュース