錦織 ストレート勝ちで3回戦へ「リターンが冴えていた」

[ 2017年3月13日 04:40 ]

歓声に応える錦織圭=AP
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 テニスのBNPパリバ・オープンは7日、米カリフォルニア州インディアンウェルズで男子シングルス2回戦が行われ、第4シードで世界ランキング5位の錦織圭(27=日清食品)は同41位のダニエル・エバンズ(英国)に6―3、6―4でストレート勝ちした。

 第1セット、いきなり第1ゲームをブレークされる立ち上がりながらも6―3で先取。第2セットでは、いきなりブレークに成功し、着実にポイントを重ね6―4で3回戦に駒を進めた。試合時間は1時間24分だった。

 錦織は2月のアルゼンチン・オープンで準優勝した後、リオ・オープンのシングルス1回戦で敗れ、今大会を含むハードコートのマスターズ大会2連戦で仕切り直しを図っているだけに、幸先の良いスタートとなった。

 これでエバンズとの対戦成績は2勝1敗。13年全米オープン1回戦ではまさかのストレート負けを喫したものの、昨年のデ杯では勝利を収めていた。

 次戦は第25シードのジレ・ミュラー(33=ルクセンブルク)に決まった。対戦成績は錦織の3勝0敗となっている。

 ▼錦織圭の話 初戦の割にはいいスタートが切れた。終始、集中してプレーできた。お互いリターンがよかった。自分のリターンも冴えていた。ブレイクにつながった一つの要因。なるべくミスが減るようにしたい。コートやボールに慣れるのは時間がかかると思うが、試合を重ねるにつれて良くなっていけばいい。

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