暁斗W杯連勝!飛躍7位から逆転「粘って、前に出て、逃げ切れた」

[ 2017年3月12日 05:30 ]

複合個人で2連勝を果たし、表彰台でガッツポーズして喜ぶ渡部暁斗
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 ノルディックスキーのW杯複合は11日にオスロで個人第20戦が行われ、世界選手権個人ラージヒル銀メダルの渡部暁斗(北野建設)が、2季ぶりに優勝した2月の第19戦札幌大会に続いて2連勝し通算9勝目を挙げた。表彰台は3戦連続で今季6度目となった。

 前半飛躍(ヒルサイズ=HS134メートル)では助走路の氷が解ける状態も苦にしなかった。123・5メートルの111・3点で7位につけ、トップと34秒差で出た後半距離(10キロ)では距離に強いドイツ勢より有利な位置からのスタートを生かした。順位を上げ、終盤はエリック・フレンツェル(ドイツ)との競り合いを制し、「納得のいくレースができた。凄くうれしい。粘って、前に出て、逃げ切れた。成長を実感した」と喜んだ。永井秀昭は23位、加藤大平は24位、渡部剛弘は27位、清水亜久里は29位、渡部善斗は41位だった。

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2017年3月12日のニュース