鬼塚銅 連覇逃す 大技成功も「凄く緊張していた」

[ 2017年3月12日 05:30 ]

スノーボード世界選手権 ( 2017年3月11日    スペイン・シエラネバダ )

スロープスタイル女子で獲得した銅メダルを手にする鬼塚雅
Photo By 共同

 女子スロープスタイル決勝が行われ、15年の前回大会を16歳3カ月の史上最年少で制した鬼塚雅(18=フリー)は、77・40点で3位にとどまり2連覇を逃した。大会は2回のうち最高得点で争う方式。鬼塚は1回目に70・85点で首位に立ち、暫定3位で迎えた最終滑走の2回目は2回転半する大技「キャブナイン」で77・40点と得点を伸ばしたものの、完成度の差で優勝したローリー・ブルイン(カナダ)らに及ばず。「凄く緊張していた。ゼッケンもチャンピオンのもので、スタートラインに立ってみたら予選と全然違った」と悔やんだ。

 現在、オスロで冬季Xゲームが開催されておりトップ選手は不在だったが、来年の平昌五輪に向けて「いい練習と考えたい」と前を向いた。藤森由香(アルビレックス新潟)は32・95点と得点を伸ばせず8位だった。

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2017年3月12日のニュース