フェデラー 世界ランクトップ10返り咲き 全豪Vで17位→10位

[ 2017年1月31日 05:30 ]

テニス 世界ランキング更新 ( 2017年1月30日 )

全豪優勝を決め、歓喜するフェデラー(AP)
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 テニスの全豪オープン男子シングルスで4大大会通算18勝目を挙げたロジャー・フェデラー(35=スイス)がトップ10返り咲きを果たした。30日付最新の世界ランキングで17位から10位に浮上。フェデラーは左膝のケガで昨季後半戦を欠場し、11月には14年ぶりにトップ10から陥落していた。

 復帰戦での劇的な復活優勝に、試合後は「今回の優勝はこれまでの優勝とは比べられない」と喜びを語っていた。4回戦でフェデラーに敗れた錦織圭(27=日清食品)も30日に自らのブログを更新し「前に彼と戦った時よりもより攻撃的に、ショットの速さだったり、展開の速さが増したように感じました」とフェデラーに言及。「また強いフェデラーが帰ってきて厄介だなと思う半面、うれしかったりもします」と複雑な思いを明かしつつ「いつか倒せるように頑張ります」と宣言した。

 ≪錦織は変わらず5位≫ 全豪オープンでフェデラーに4回戦で敗れた錦織圭は最新の世界ランクは5位で前回から変わらなかった。西岡良仁(ミキハウス)は99位から85位に浮上し、ダニエル太郎(エイブル)は114位、杉田祐一(三菱電機)は117位だった。1位アンディ・マリー(英国)2位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は変わらず、全豪4強のスタン・バブリンカ(スイス)が3位に浮上した。

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2017年1月31日のニュース