無敵の小平 次戦2・9 尊敬するライバル、女王・李相花も倒す!

[ 2017年1月31日 05:30 ]

W杯第5戦の女子500メートルで優勝した小平奈緒(手前)=28日、ベルリン
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 スピードスケートW杯第5戦(ベルリン)女子500メートルで今季同種目出場6連勝を飾った小平奈緒(30=相沢病院)が30日、羽田着の航空機でドイツから帰国した。

 27日は自らの日本記録に0秒14差の37秒43、28日は2位に0秒71の大差をつける37秒57と好記録で優勝。オランダ・バイキング社製の新型スケートの刃に替えて初めてのW杯で結果を出し「凄く操作しやすく、自分の体の柔らかさを生かせる刃だと思います。平昌五輪まであと1年になるので、新しく出たものになるべく早く対応していきたかった。チャレンジがいい方向に転んだ」と五輪への“足固め”に納得の表情を見せた。

 次なる戦いは平昌五輪のテスト大会となる2月9日開幕の世界距離別選手権(韓国・江陵)。バンクーバー、ソチの両五輪で女子500メートルを連覇し、W杯第5戦は不在だった李相花(イサンファ、韓国)との優勝争いとなる可能性は高い。「氷の外では友達として交流深めてきたが、氷の上では目標の存在でもあるし、ずっと追いかけてきた」と尊敬するライバルに勝つべく「体調を整えながらいつも通りに準備していきたい」と地元長野への帰途についた。

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2017年1月31日のニュース