SC軽井沢クがV5へ連勝発進 長野以来の男子五輪出場へ期待

[ 2017年1月31日 05:30 ]

カーリング・全農日本選手権(兼・18年平昌五輪代表選考会) ( 2017年1月30日    長野県軽井沢アイスパーク )

男子1次リーグのチーム荻原戦でショットを放つSC軽井沢クの両角友=軽井沢アイスパーク
Photo By 共同

 カーリング・全農日本選手権は、2018年平昌五輪の代表選考会を兼ねた大会が開幕し、長野県軽井沢アイスパークで1次リーグが行われ、男子は世界選手権(4月・カナダ)代表のSC軽井沢クがチーム荻原を7―5で、青森CAを12―2で下し、史上最多5連覇へ連勝発進した。1次リーグは男女各9チームによる総当たりで、4位までが変則方式のプレーオフに進む。決勝は2月5日。SC軽井沢クとLS北見は優勝すれば日本が五輪出場枠を獲得した場合の代表チームに決まる。別のチームが優勝すれば9月に代表決定戦を実施する。

 SC軽井沢クは第1試合の第3、第4エンドで、不利な先行ながら得点を奪い楽々と主導権を握った。ハウス(円)前方にガードするストーンを配して相手のミスを誘うなどショットがさえた。第2試合は12―2の圧勝で、司令塔のスキップ両角友は「チームメートがうまく投げてくれた。とんとん拍子で進んでくれた」と喜んだ。昨年の世界選手権で男子最高の4位と躍進。1998年長野五輪以来の男子出場へ期待と注目が高まっている。両角友は「優勝して日本一で世界選手権へ行きたい」と、まずは国内敵なしの証明に意欲を燃やしている。

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2017年1月31日のニュース