稀勢「いい1年」振り返る 初の年間最多賞から「上目指す」

[ 2016年12月30日 05:30 ]

稽古納めで汗を流す稀勢の里(江戸川区・田子ノ浦部屋)
Photo By 共同

 16年の初の年間最多勝に輝いた大関・稀勢の里が29日、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で稽古納めをし「けがもなく終われたし、いい1年だった。来年は上を目指してやっていきたい」と横綱昇進への抱負を述べた。

 小結・高安と続けて12番取り、左四つでの寄りや突き、押しの動きを確認して9勝3敗。5月の夏場所から3場所連続で綱獲りに挑んだが、初優勝とともにあと一歩及ばなかった。先場所は3横綱を総なめにするなど12勝。初場所(来年1月8日初日・両国国技館)では、勝ち続ければ昇進のムードが再び高まる可能性もあり「しっかり準備する」と意気込んだ。

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