大阪 連敗止めた 食い下がる仙台を終盤突き放す

[ 2016年12月30日 05:30 ]

<大阪・仙台>快勝に、大阪のハレルソン(右から2人目)はロビーらとハイタッチ
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 Bリーグ第15節第1日は29日、大阪市の府民共済スーパーアリーナなどで2試合が行われ、15勝12敗で西地区3位につける大阪はエース・ジョシュ・ハレルソン(27)の活躍で79―67で7勝20敗で東地区4位の仙台を下した。中地区最下位の富山は、東地区で同じく最下位に沈む秋田と対戦し、74―73で勝利した。

 頼りになるのはやっぱりこの男だ。第4Q、エースシューター、ハレルソンが3点シュート3本を含む12得点の大爆発で大阪が接戦をものにした。38―38で折り返した第3Qは、1度は仙台にリードを許す苦しい展開になった。1試合平均得点17・5点を誇るハレルソンも、第3Qまでで10得点と決定力を欠いた。

 そして、大阪の4点リードで迎えた第4Q。この試合、初めての3点シュートを決めて仙台を突き離し、さらに終盤にも2本を放り込み大阪に勝利を呼び込んだハレルソンは「チームメートが信頼してボールを配給してくれた。前半は決まらなかったが自信を持って打ち続けるのが大切だ」と余裕の表情だ。

 エースの活躍とともに勝利の要因になったのが5試合ぶりに復帰した司令塔・木下の奮闘だ。ゲームメークの中心となり安定したシュート力で10得点をマーク。桶谷ヘッドコーチ(HC)は「ゲームをよくコントロールしてくれた」とベテランの復活を喜んだ。

 前節、三遠に2連敗。さらに今年最後のホーム戦。どうしても負けられないゲームを競り勝った桶谷HCは「前半はシュートが入らずしんどい試合だった。ディフェンスが体を張って粘り強く守った」。30日のラストゲームは「勝つのはもちろん、面白い試合をしたい」と気合を入れていた。

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