伊東が今季自己最高の5位 葛西は21位 W杯男子個人第6戦

[ 2016年12月18日 03:10 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は17日、スイスのエンゲルベルクで個人第6戦(ヒルサイズ=HS140メートル)が行われ、伊東大貴(雪印メグミルク)が5位となり、今季初のトップ10入りを果たした。1回目に135メートルを飛んで3位につけたが、2回目は129メートルで順位を落とし、284・2点で2季ぶりの表彰台は逃した。

 竹内択(北野建設)は129・5メートル、129メートルで13位、44歳の葛西紀明(土屋ホーム)は123・5メートル、127・5メートルで21位だった。ミヒャエル・ヘイベク(オーストリア)が138メートル、134メートルの304・7点で今季初勝利、通算5勝目を挙げた。作山憲斗(北野建設)は2回目に進めず、35位だった。

 ▼伊東大貴の話 1回目は今できるジャンプを出し切れた。2回目は若干、プレッシャーもあった。5位でほっとしている。表彰台を逃して、ちょっと悔しさもある。

 ▼葛西紀明の話 久しぶりにポイント(30位以内)を取れた。うれしい。まだ様子見のジャンプ。思い切っていっていないところもあるので(順位は)この辺くらい。

 ▼竹内択の話 前日(の予選)よりはいい感じはしたけど、納得のいくジャンプとなるとまだ遠い。少しずつやっていくしかない。

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2016年12月17日のニュース