東海大、新鮮力で箱根の頂点を 登録16人中8人が1年生

[ 2016年12月17日 05:30 ]

先頭に立って練習する(左から)東海大・鬼塚、関、館沢
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 第93回箱根駅伝(来年1月2、3日)で前回総合5位の東海大が16日、神奈川・湘南キャンパスで練習を公開した。登録16人中8人が1年生。総合3位を目標に掲げる両角速(もろずみ・はやし)監督は「強力なルーキーを大量に補強した。のるかそるかのどっちか」と往路の主要区間をフレッシュな布陣で挑むことを明言した。

 11月の全日本駅伝ではエース・関を体調不良で欠いて7位となったが、3位となった10月の出雲駅伝は前半3区間はいずれも1年生。3区・関が青学大を抜いてトップに立ち存在感を示した。箱根は過去10大会で1区の2桁順位が8回。序盤で体力を消耗し、「鬼門中の鬼門」と監督の悩みの種だったが、流れを変える時が来た。

 1区は出雲で力走した鬼塚、続いて実力一番の関が控える。エース区間に送り出される関は「青学大の一色さんを意識します。勝負できれば、世界に踏み出す一歩になる」と気合十分だ。5区には館沢、松尾という力のある2人が候補で、両角監督は「失敗を恐れず王者・青学大に食らいついてほしい」と輝く星たちに期待を込めた。

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