大畑氏、ラグビー殿堂入り 日本人2人目、代表69T

[ 2016年11月14日 22:17 ]

 ラグビーの国際統括団体、ワールドラグビー(WR)は14日、元日本代表でテストマッチ69トライの世界記録を持つ大畑大介氏(41)の殿堂入りを発表した。日本人では元日本代表の名WTB坂田好弘氏に続いて2人目。

 大畑氏は大阪・東海大仰星高、京産大を経て神戸製鋼に所属し、快足を武器に活躍した。代表では58キャップを持ち、2002年7月の台湾戦では1試合8トライをマーク。ワールドカップ(W杯)は1999年、2003年の2大会に出場した。11年に現役を引退し、19年W杯日本大会の大会アンバサダーを務めている。

 大畑氏はマネジメント事務所を通じ「この名誉に私を導いてくれた『ラグビー』というスポーツに心から感謝したい。3年後にアジアで初めて開催されるラグビーW杯日本大会を成功に導き、日本ラグビーの素晴らしさを世界に発信していきたい」とコメントした。

 今回は12人が選ばれ、03年W杯決勝でイングランドを優勝に導くDGを決めたSOジョニー・ウィルキンソン氏、元ウェールズ代表のWTBシェーン・ウィリアムズ氏らも名を連ねた。

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2016年11月14日のニュース