20歳ウルフ連覇「実績残し20年迎えたい」ベイカー金に刺激

[ 2016年11月14日 08:32 ]

優勢勝ちを決めたウルフ・アロン(右)。左は飯田

 柔道の講道館杯全日本体重別選手権最終日は13日、千葉市の千葉ポートアリーナで男女7階級を行った。100キロ級は男子史上5人目の高校生優勝を狙った飯田健太郎(18=国士舘高3年)を20歳のウルフ・アロン(東海大3年)が下し、連覇を達成。リオ五輪銅メダリストの羽賀龍之介(25=旭化成)を加えた3つの才能による20年東京五輪の代表争いが本格的に始まった。

 今年4月の全日本選抜体重別の初対戦に続いて、内股による技ありのポイントで勝利したウルフは「自分もまだ20歳だけど、後輩に負けちゃうと立ち直れないからよかった」と笑った。同じハーフで、高校と大学と直系の先輩にあたるベイカー茉秋が五輪で金メダルを獲得。「刺激になっている。東京まであと3回世界選手権があるので、実績を残して20年を迎えたい」と前を見据えた。

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2016年11月14日のニュース