小平「昔と全く違う次元」2連勝 3日連続表彰台

[ 2016年11月14日 05:30 ]

スピードスケート W杯第1戦最終日 ( 2016年11月14日    中国・ハルビン )

女子500メートルで優勝した小平奈緒

 女子500メートルを小平奈緒(相沢病院)が38秒04で制し、11日のレースに続く2連勝を飾った。辻麻希(開西病院)も38秒30で3位に入り、連続で表彰台に上がった。五輪2連覇の李相花(韓国)は38秒11で2位。神谷衣理那(高堂建設)は7位、郷亜里砂(イヨテツク)は8位だった。女子1500メートルは高木美帆(日体大)が1分58秒57で5位、押切美沙紀(富士急)が8位。格下のBクラスで小平が2位だった。男子1500メートルは中村奨太(ロジネットジャパン)が1分48秒29で、7位Bクラスの近藤太郎(専大)が1分48秒99で3位だった。W杯第2戦は18~20日に長野市エムウエーブで行われる。

 日本のエースが開幕戦で、これ以上ない弾みをつけた。女子500メートルで小平が2連勝し、3位となった1000メートルを含め3日連続の表彰台。この日は1500メートルを滑った後のレースで勝利し「切り替えて、集中して臨むことができた」と満足そうに語った。結城コーチは「昔と全く違う次元にいる」と目を細める。今後の期待が膨らむ開幕ダッシュ。30歳の第一人者は「ここからどう上げていくかが大事。やるべきことを一つ一つ積み上げていきたい」と、浮かれず語った。

続きを表示

2016年11月14日のニュース