天理大 4年ぶり関西制覇へ秘策をテスト「更なる緊急事態に陥ることを想定して」

[ 2016年10月9日 20:03 ]

関西大学リーグ ( 2016年10月9日    鶴見緑地 )

 4年ぶり関西制覇へ、天理大が秘策をテストした。ベンチで温存されていたエースSH藤原恵太(4年)は後半33分からピッチに立つと、本職ではなくSOに入った。短い時間ながら、「生まれて初めて」という位置で柔らかいボールさばきを見せた。

 「いつもと違う感覚で楽しかった。ハーフと違った方向で相手を見られる。いい経験ができた」

 SOの王子、立見が故障で離脱。この日は4年の後藤が司令塔を務めたが、小松監督は更なる緊急事態に陥ることを想定して3日前に急遽、藤原にSO起用を言い渡した。「二つのポジションができれば幅が広がる。けが人がまた出た時にバタバタとならないでしょう」と指揮官。10トライの大勝の中でも、次の一手を怠らなかった。

 SOを初体験をした藤原も「バックスのミスが目立つ」とかぶとの緒を締めた。目標はあくまで日本一。大学選手権準優勝だった11年度を上回ることが、個人的にも使命だと感じてピッチに立っている。思いを強くする理由は、当時の主力メンバーで、リコーのプロップとして活躍する藤原丈宏が兄だからだ。

 「兄がいたこともあって、あの年のラグビーをよく見ていた。ああいう展開ラグビーをしたい」

 当時と遜色ない圧倒的な攻撃力で開幕3連勝。黒衣軍団の破壊力が際立ってきた。 

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