Tウルブス白星も“新人王候補”クリス・ダンは課題残す内容に…

[ 2016年10月9日 14:55 ]

ティンバーウルブスのアンドリュー・ウィギンス(中央)=AP
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 NBAは8日にプレシーズンの7試合を各地で行い、新人王候補の1人、ティンバーウルブスのポイントガード、クリス・ダン(22=プロビデンス大出身、1メートル93)がミズーリ州カンザスシティーでのヒート戦に途中出場。ドラフト全体5番目に指名されたダンは24分出場して6得点、4リバウンド、7アシストと2スティールをマークした。ただしターンオーバーも4回犯すなどミスも目立ったデビュー戦。フィールドゴール(FG)の成功も8本中2本に終わり、課題を残すゲームとなった。

 試合は109―100(前半47―62)でティンバーウルブスが勝って初戦は白星。カールアンソニー・タウンズ(20歳)が27分で20得点、アンドリュー・ウィギンス(21)が28分で19得点を稼ぐなど、ここ2年で新人王となっている主力の2人は順調な仕上がりぶりだった。

 ヒートは1勝1敗。センターのハッサン・ホワイトサイド(26)が27分の出場で17得点、12リバウンド、3ブロックショットをマークしている。

 昨季の王者キャバリアーズは地元クリーブランドで76ersを108―105(前半51―47)で退けてプレシーズンでは2戦2勝。レブロン・ジェームズ(31)は17分で15得点。ベンチから出たベテランのフォワード、チャニング・フライ(33)が11分の出場ながら放った4本の3点シュートをすべて成功させて14得点をマークした。

 76ersは1勝2敗。足の故障で2シーズンを棒に振り、これが事実上のルーキー・シーズンとなっているセンターのジョエル・エンビード(22)は13分で12得点を記録した。

 セルティクスは104―86(前半49―38)でホーネッツを下して2勝1敗。ただしドラフト全体3番目に指名したフォワードのジェイレン・ブラウン(19=カリフォルニア大出身、2メートル1)は先発して27分プレーしながら4得点。FG成功は10本中2本のみで放った4本の3点シュートはすべて失敗するなどシュートの精度を欠いた。ブラウンのFG成功率は3戦を消化して33・3%。まだ即戦力としての力量は示していない。

 ホーネッツは3戦全敗。2季目のフォワード、フランク・カミンスキー(23)は34分出場して10得点、12リバウンドをマークした。

 <その他の結果>

ニックス(1勝1敗)116―98ネッツ(1勝1敗)、スパーズ(1勝1敗)102―91ホークス(1勝1敗)、ブルズ(1勝2敗)121―105ペイサーズ(2勝1敗)、バックス(2勝)88―74マーベリクス(1勝2敗)

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