浅見が引退表明 世界選手権連覇も五輪出場叶わず

[ 2016年10月9日 05:30 ]

成年女子決勝の先鋒戦で、茨城・内尾(下)を攻める愛媛・浅見
Photo By 共同

 柔道女子48キロ級で世界選手権2連覇の実績を持つ浅見八瑠奈(28=コマツ)が8日、故郷の愛媛県代表で出場した国体終了後、現役引退を表明した。

 9月に全日本柔道連盟に強化指定辞退届を提出していた。今後は未定。試合後は大粒の涙を流し「いい思いも、苦しい思いもした。全てがいい経験だった。やり切ったので悔いはない」と述べた。山梨学院大4年の2010年世界選手権で初優勝。翌11年も制して12年ロンドン五輪代表入りが有力視されたが、最終選考会で1回戦敗退。リオデジャネイロ五輪に向けた最終選考会でも1回戦で敗れ、かなわなかった。

続きを表示

2016年10月9日のニュース