世界選手権初Vの楢崎 リード挑戦へ意欲「全部優勝したい」

[ 2016年9月21日 05:30 ]

スポーツクライミング世界選手権のボルダリング男子で、日本選手として初の世界王者になった楢崎智亜

 東京五輪の追加種目に決まったスポーツクライミングの世界選手権で、日本人初優勝した楢崎智亜(ともあ、20=栃木県連盟)が20日、羽田空港着の航空機で開催地パリから帰国した。

 今季のW杯総合優勝に続く快挙に「日本人の強い人はたくさんいたが、その人たちができなかったことを達成できてうれしい」と笑顔を浮かべた。今回の競技は複数のコースをいくつ登り切れたかで争う「ボルダリング」のみだったが、東京五輪では制限時間内に到達した高さを争う「リード」と、登る速さを競う「スピード」との複合種目として実施される。楢崎は「来年はリードに挑戦したい。出るコンペ全部優勝したい」と意気込んだ。

続きを表示

2016年9月21日のニュース