ボッチャ 誇りの“銀” 杉村主将「20年に向け精進していきたい」

[ 2016年9月14日 05:30 ]

<ボッチャ混合団体BC1-2(脳性まひなど)決勝>銀メダルを獲得し笑顔を見せる(前列左から)広瀬、杉村、藤井木谷

リオデジャネイロ・パラリンピック ボッチャ混合団体BC1-2(脳性まひなど)決勝 日本4―9タイ

(9月12日)
 ボッチャのチーム(脳性まひ)決勝で日本はタイに敗れ、大会1号の金メダルはかなわなかった。第1エンドは1―0で先行するも、第2エンドに逆転を許し、第3エンドは大量4点を失った。試合巧者のタイに主導権を握られたまま、最終エンドは3―0で意地を見せたが、銀メダルに終わった。

 杉村英孝主将は「銀メダルは重いです。パラリンピックという大きな舞台で世界ランク1位のタイと戦えたことを誇りに思う。2020年に向け精進していきたい」。藤井友里子は出場した12年のロンドン・パラリンピック以降、3年間指定強化選手を辞退していたが、20年の東京パラリンピックの開催が決まったことで復帰を決意。「東京に向け、ボッチャという楽しいスポーツがあることを多くの方に知ってもらいたいと思った。家に閉じこもっていないで一緒に楽しみましょうと、伝えたい」とうれしそうにメダルを握った。

続きを表示

2016年9月14日のニュース