隠岐の海、4日連続で格上下す 稀勢は2敗守る 日馬富士は3勝目

[ 2016年9月14日 17:55 ]

<秋場所4日目>照ノ富士を逆とったりで破る隠岐の海(右)

大相撲秋場所4日目

(9月13日 両国国技館)
 大相撲秋場所4日目は14日、東京・両国国技館で行われ、2日連続で金星を挙げた平幕・隠岐の海は、再び格上を下し4連勝。綱獲りへ崖っ縁の大関・稀勢の里は2敗を守り望みをつないだ。

 2日目に鶴竜、3日目に日馬富士に土を付け勢いに乗る隠岐の海は、大関・照ノ富士との取組。土俵際での際どい攻防となり、物言いが付くほどの接戦となるも軍配は隠岐の海。逆とったりで大関、横綱相手に4連勝を飾った。

 「がっぷり四つでは勝てないので、中に中にという感じです」と取組を振り返り、「これからです。これからが大事なので頑張ります」と気を引き締めた。

 すでに2敗を喫している稀勢の里は、嘉風との取組。嘉風の激しい攻めを受けきり、小手投げで白星。2勝2敗で綱獲りへの望みをつないだ。

 2場所連続優勝を目指す横綱・日馬富士は、栃ノ心に横綱の意地を見せつけ寄り切り。3勝1敗となった。

 すでに2敗の横綱・鶴竜は、正代に寄り切りで2勝2敗となった。琴奨菊は妙義龍に寄り切りで3勝1敗。無敗の豪栄道は貴ノ岩を寄り切りで下し、4連勝を飾った。

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