ジョコ“鬼門”全仏突破 年間GS「実現できると思っている」

[ 2016年6月7日 05:30 ]

全仏オープンを制し、ボールガールに祝福されるジョコビッチ(AP)

テニス全仏オープン最終日

(6月5日 パリ・ローランギャロス)
 男子シングルス決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(29=セルビア)が第2シードのアンディ・マリー(29=英国)に3―6、6―1、6―2、6―4の逆転勝ちで大会初優勝を果たし、史上8人目の生涯グランドスラムを達成した。ジョコビッチはこれで昨年のウィンブルドンから4大大会4連勝で通算12勝目。名実ともに男子テニス界に1強時代の到来を告げた。

 ついにクレーコートの頂点に立ったジョコビッチは、コートにラケットで大きなハートを描き、その中で大の字になった。「一番印象に残っていた」という01年のクエルテン(ブラジル)が優勝した時のパフォーマンスをまね、試合中厳しかった表情に満面の笑みが広がった。「このトロフィーを勝ち取ったことで大きな幸せと達成感がある」と誇らしげに語った。

 A・マリーとは34度目の対戦。手の内を知り尽くす相手の攻めに自らの緊張も重なり、第1セットを落とした。それでも「自分のリズムに戻った」と巻き返し、第2セットからは一気に3セットを連取。ロイ・エマーソン(オーストラリア)に並ぶ男子歴代4位の4大大会12勝目で、史上3人目となる4大大会4連勝。過去2人しかいない男子の年間グランドスラムへの鬼門を突破した。

 舞台を芝に移すウィンブルドンは2連覇中。12年ロンドン大会でメダルを逃した五輪制覇、そして史上3人目の偉業へ「現時点では、年間グランドスラムの可能性がある。傲慢(ごうまん)だと思われたくないが、何事も実現できると思っている」と訴えた。

続きを表示

この記事のフォト

「渋野日向子」特集記事

「ラグビーワールドカップ2019日本大会」特集記事

2016年6月7日のニュース