敏京 1打及ばず3勝目お預け「私もいいプレー。仕方ない」

[ 2016年6月7日 05:30 ]

11番でバーディーパットを決め、ガッツポーズの野村

米女子ゴルフツアー ショップライト・クラシック最終日

(6月5日 米ニュージャージー州ギャロウェー ストックトン・シービューGC=6177ヤード、パー71)
 首位と1打差の2位から出た野村敏京(23=フリー)は6バーディー、1ボギーの66で通算16アンダー、197に伸ばしたが、1打及ばず2位だった。8バーディー、1ボギーの64で回った宮里美香(26=NTTぷらら)が通算10アンダーの6位に入った。横峯さくら(30=エプソン)は通算7アンダーで14位、宮里藍(30=サントリー)は通算6アンダーの22位、上原彩子(32=モスフードサービス)は通算5アンダーで31位だった。64で回ったアンナ・ノードクイスト(28=スウェーデン)が大会連覇でツアー通算6勝目を飾った。

 わずか1打差で米ツアー3勝目はお預けとなった。野村は「私もいいプレーだった。仕方ない。でも、もう1つバーディーが入っていたら…」と好プレーに胸を張る一方で悔しさもにじませた。

 3、5番でバーディーを奪って首位に追いついた。しかし、後半はチャンスを生かし切れない展開。12番で4メートル、16番は3メートルのバーディーパットが外れ、何度も天を仰いだ。前の組で回ったノードクイストが通算17アンダーでホールアウト。2打差を追った18番パー5の2打目はアゲンストの風に邪魔をされてグリーンに届かず。イーグルを狙った残り35ヤードの第3打はカップ手前で左に切れて追いつけなかった。

 最後は「良いプレーができて楽しかった」と切り替えた。次は9日に開幕するメジャー第2戦の全米女子プロ選手権。「ショットもパットもいい。優勝を目指したい」と8月のリオデジャネイロ五輪代表をほぼ確実としている23歳は強調した。

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2016年6月7日のニュース