ギリシャでリオ採火式 IOCバッハ会長「困難な時代に希望を」

[ 2016年4月22日 05:30 ]

ギリシャのオリンピア遺跡で行われたリオデジャネイロ五輪の聖火採火式で、太陽光から彩火する巫女役の女優

 8月5日に開幕するリオデジャネイロ五輪の採火式が21日、古代五輪発祥の地、ギリシャのオリンピア遺跡で伝統儀式に則して行われ、巫女(みこ)に扮した女優の手で太陽光から聖火が採られた。

 ブラジルでの聖火リレーは5月3日にブラジリアから出発する。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は「聖火の旅が始まる。この五輪は困難な時代に希望を届けるメッセージになる」とあいさつした。第1走者を務める世界体操選手権男子種目別つり輪覇者、エレフテリオス・ペトルニアス選手(ギリシャ)のトーチに火がともされ、ギリシャ国内のリレーが始まった。

続きを表示

2016年4月22日のニュース