LS北見 一時追い付くも…POでスイスに敗れる

[ 2016年3月27日 05:30 ]

 カーリング女子の世界選手権は25日、カナダ・スウィフトカレントで変則方式のプレーオフが始まり、1次リーグ2位通過の日本代表、LS北見は1位通過で3連覇を狙うスイスに4―8で敗れた。五輪、世界選手権を通じて初のメダルを目指す日本は26日(日本時間27日)にカナダ―ロシアの勝者と準決勝を戦い、勝てば決勝で再びスイスと対戦し、負けると3位決定戦に回る。藤沢五月、吉田知那美と夕梨花の姉妹、鈴木夕湖の日本は、3―3で迎えた第7エンドに3点を奪われるなど後半に突き放された。

 2連覇中のスイスに序盤でリードされながら、日本は不利な先攻だった第6エンドに1点を奪って3―3と追いつく意地を見せた。だが、藤沢が「攻め急いだ」と反省する第7エンドにショットの精度を欠いて3失点。第9エンドにもミスで2点を追加されて4点差をつけられ、ギブアップした。しかし、1次リーグ3位ロシア、4位カナダの勝者と対戦する準決勝に勝てばもう一度、決勝でスイスに挑戦できる。藤沢は「まだチャンスは残っている。次はもうちょっと見て楽しんでもらえる試合をしたい」と気持ちを切り替えた。

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2016年3月27日のニュース