春場所は15日間全て「満員札止め」、理事長「大関が頑張った」

[ 2016年3月27日 21:12 ]

大相撲春場所千秋楽

(3月27日 エディオンアリーナ大阪)
 大相撲春場所は27日、エディオンアリーナ大阪で千秋楽を迎え、約7400人分の入場券完売を意味する「満員札止め」を全15日間でマークした。この日も約200枚の当日券を求めて約400人が早朝から並び、午前8時半前には完売した。全日程の札止めは昨年9月の秋場所以来。

 昨年春場所は8割以上の集客が目安となる満員御礼を15日間記録したが、札止めは8日間だった。今回、さらなる相撲人気の上昇を示した。

 幕内取組に懸かる懸賞の総本数は1672本となり、昨年九州場所の1579本を上回って地方場所では最多となった。東京開催場所を含めて最も多かったのは昨年秋場所の1979本。

 八角理事長(元横綱北勝海)は「いい相撲を見たいという期待に力士も応えてくれたと思う。前半戦は琴奨菊に対する期待感があり、後半戦は稀勢の里と豪栄道の両大関が頑張ってくれた」と総括した。

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2016年3月27日のニュース