藍 9位後退も「悪くない」後半乱れるも満足

[ 2016年3月27日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー起亜クラシック第2日

(3月25日 カリフォルニア州カールズバッド アビアラGC=6558ヤード、パー72)
 首位から出た宮里藍(30=サントリー)は72で回り、69と伸ばした野村敏京(23=フリー)とともに通算5アンダー、139で首位と5打差の9位につけた。72の横峯さくら(30=エプソン)は通算1アンダーで29位。宮里美香(26=NTTぷらら)は通算3オーバー、上原彩子(32=モスフードサービス)は通算7オーバーでともに予選落ちした。65で回ったジェニー・シン(23=韓国)が通算10アンダーでトップに立った。

 首位で出た宮里は順位を落としたものの「1つ、2つは伸ばせそうだったけど、午後でグリーンの状態も良くない中でイーブンというスコアは悪くない」とうなずいた。

 インから出て13番で第2打をピン50センチにつけてバーディーを先行。前半はボギーなしで1つ伸ばした。後半は一転して出入りが激しかった。1番で落としたものの、2番でカラーから7メートルを沈めて取り戻した。4番をボギーとした後の5番でバーディーを奪うも、6番で貯金を吐き出した。

 それでも「後半はショットのタイミングがちょっと合っていなかったけど、よく粘れた」と満足げ。前日はよく入った3~4メートルのパットがカップをかすめる場面が続いたが「納得のいくパットがほとんど」と焦りはなかった。次週のメジャー初戦ANAインスピレーションに合わせて駆けつけた両親が見守る中、上位で決勝ラウンドに進む。「技術面と精神面がかみ合っている。あと2日もこういう感じでやりたい」と充実感を漂わせた。

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2016年3月27日のニュース