サンダー7連勝 デュラント31得点、ウエストブルック29得点奮闘

[ 2016年3月27日 16:24 ]

31得点を挙げたサンダーのデュラント(AP)

 NBAは26日に各地で10試合を行い、西地区全体3位のサンダーは地元オクラホマシティーで同2位のスパーズを111―92(前半48―44)で下し、7連勝で51勝22敗。ケビン・デュラント(27)が31得点、ラッセル・ウエストブルック(27)が29得点と二枚看板が活躍した。

 カワイ・レナード(24)、ラマーカス・オルドリッジ(30)、ティム・ダンカン(39)ら主力5選手を休養させたスパーズは61勝12敗。同1位ウォリアーズとのゲーム差は4・5となった。

 東地区全体2位のラプターズは敵地ニューオーリンズでペリカンズを115―91(前半48―36)で退けて今季72戦で49勝目。10試合を残して昨季にマークしたチームのシーズン最多勝利記録に並び、ロードでも21勝目(15敗)となってチーム記録のあと1勝と迫った。

 ペリカンズは26勝46敗。故障者続出で戦力が整わず、これで3連敗となった。

 東地区全体8位のピストンズは3位ホークスに95―112(前半42―56)で敗れて連勝は5でストップ。リバウンド部門1位のアンドレ・ドラモンド(22)は19得点17リバウンドを挙げたが勝利にはつながらず、チームは39勝35敗となった。しかし9位ブルズも敗れて3連敗となったため、2ゲーム差はそのまま。プレーオフ最後の切符を巡る争いでは一歩リードしている。

 ホークスは3連勝で44勝30敗。ここ16戦では13勝目と好調で、混戦の東地区サウスイーストでは2位ヒートに1ゲーム差、3位ホーネッツに1・5ゲーム差をつけて首位に立っている。

 東地区全体1位のキャバリアーズは敵地ニューヨークでニックスを107―93(前半56―32)で退けて52勝21敗。レブロン・ジェームズ(31)は27得点11リバウンド10アシストで今季3回目、通算42回目のトリプルダブルを達成した。

 ニックスは3連勝を逃して30勝44敗。カーメロ・アンソニー(31)は28得点9リバウンドをマークしたが、序盤で点差は開いていった。

 76ersは敵地ポートランドでトレイルブレイザーズに105―108(前半49―57)で敗れて8連敗で9勝64敗。残り9試合で1勝しないと、72年シーズンに76ers自体が記録した年間最低勝率(・110=9勝73敗)に並ぶ可能性をまだ残している。しかも今後の4試合はウォリアーズ、ホーネッツ(2試合)、ペイサーズといった上位チームとの対戦。ウォリアーズ(65勝7敗)がブルズの年間最高勝率(・878=72勝10敗)の更新を目指す中で、その“対極”への記録も進行している。

 西地区全体6位のトレイルブレイザーズは38勝36敗。C・J・マッカラム(24)が25得点をマークして勝利に貢献した。しかし3月は6勝8敗と停滞中。プレーオフ進出に向けて残り8試合の戦い方が重要になってきた。

 <その他の結果>ネッツ(21勝51敗)120―110ペイサーズ(38勝34敗)、マジック(30勝43敗)111―89ブルズ(36勝36敗)、ジャズ(36勝37敗)93―84ティンバーウルブス(24勝49敗)、ホーネッツ(42勝31敗)115―91バックス(30勝44敗)、セルティクス(43勝30敗)102―99サンズ(20勝52敗)

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