松山 小技が冴えた!決勝T逃すも手応えの勝利

[ 2016年3月27日 05:30 ]

1次リーグ最終戦、6番で第3打を放つ松山英樹

世界ゴルフ選手権シリーズデル・マッチプレー第3日

(3月25日)
 松山英樹(24=LEXUS)は1次リーグ最終戦でケビン・キズナー(32=米国)に3アンド2で勝った。通算2勝1敗の2位で決勝トーナメント進出を逃したものの、初日に敗れた後は2連勝。4月7日開幕のメジャー初戦、マスターズ(米ジョージア州)に向けて好感触が残った。

 松山は小技がさえた。4番ではグリーン奥のラフからロブショットでカップに寄せてパーセーブ。10番など4つのバーディーも全てウエッジの精度が光った。1・5~3メートルのパットを何度も沈めてキズナーを突き放し「ミスが最小限に抑えられていた。短いパットが入ったか入らなかったかの差」と振り返った。

 1次リーグは突破できなかったが「初日に負けている時点でそれを望む方がおかしい。自分のやれることをやってきた」と納得顔。次戦は2週後のマスターズだが「全体的にここ2週間でいいものが見つかった。あとはどこまで調整できるか」と手応えを口にした。練習では新しいウッドを試し、初日には新1Wを投入。「試合ではなかなかうまく打てない。でも練習の感じが今までと変わっていて、いい傾向」と収穫は多い。「オーガスタでいい結果を出せたらいい」。昨年はメジャーで自己最高の5位に入った大舞台に照準を合わせ次週は調整に励む。

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2016年3月27日のニュース