スパーズ4連勝 開幕からホーム33戦全勝、リーグ記録並んだ

[ 2016年3月16日 15:18 ]

20得点をマークしたスパーズのレナード(AP)

 NBAは15日に各地で6試合を行い、スパーズは地元サンアントニオでクリッパーズを108―87(前半48―44)で下して4連勝。今季成績を57勝10敗とした。ホームでは今季33戦全勝で昨季から通算では42連勝。開幕からホームで33戦不敗は95年シーズンにマジックがマークしたリーグ記録に並んだ。

 試合は第3Qまで1点差。しかしカワイ・レナード(24)が20得点をマークし、ダニー・グリーン(28)、パティー・ミルズ(27)、マヌー・ジノビリ(38)が要所で計8本の3点シュートを決めて第4Qは37―17と圧倒した。

 スパーズの2ケタ点差勝利はチーム史上、シーズン最多となる42回目。ホームゲームでの第4Qは今季396分を消化したが、リードされた時間はわずか9分37秒と土壇場での底力が際立っている。

 スパーズはこれがホーム5連戦の3試合目。17日にトレイルブレイザーズ、19日にリーグ全体首位のウォリアーズと顔を合わせるが、この2試合に勝つと、歴代2位となっているブルズのホーム通算連勝記録(44)に肩を並べることになる。

 なおティム・ダンカン(39)はこの試合で6得点をマーク。通算得点は2万6399となり、ジョン・ハブリチェク(元セルティクス=2万6395)を抜いて歴代14位に浮上した。

 クリッパーズはここ4戦で3敗目を喫して42勝24敗。クリス・ポール(30)が22得点8アシストを稼いだが、シューターのジャマール・クロフォード(35)はわずか6得点に終わり、得意の3点シュート(試投3本)は1本も決められなかった。

 東地区全体2位のラプターズは敵地ミルウォーキーでバックスに107―89(前半52―49)で勝って45勝21敗。チームの得点リーダー、デマー・デローザン(26)を今季初めて休養させたがここ5戦で4勝目を挙げ、1位キャバリアーズとのゲーム差を2に縮めた。

 バックスは29勝39敗。2メートル11のオールラウンダー、ヤニス・アンテトクンポ(21)が18得点12リバウンド9アシストを記録したものの勝機はつかめなかった。

 東地区全体7位のペイサーズは地元インディアナポリスで3位セルティクスを103―98(前半43―39)で退けて36勝31敗。ポール・ジョージ(25)が25得点をマークして、チームはここ5戦で4勝目を挙げた。

 セルティクスは39勝28敗。アイゼイア・トーマス(27)が21得点8アシストを稼いだが、苦手のロードでは16勝17敗と黒星が1つ先行した。

 <その他の結果>マジック(29勝37敗)116―110ナゲッツ(28勝40敗)、ネッツ(19勝48敗)131―114 76ers(9勝58敗)、キングス(26勝40敗)106―98レイカーズ(14勝54敗)

続きを表示

この記事のフォト

2016年3月16日のニュース