錦織、ストレート勝ちで4回戦進出 ミスに苦しむも貫録の16強

[ 2016年3月16日 05:06 ]

男子シングルス3回戦でリターンする錦織圭

 テニスのBNPパリバ・オープンは15日 米カリフォルニア州インディアンウェルズで行われ、男子シングルス3回戦で世界ランキング6位で第5シードの錦織圭(26=日清食品)が、世界35位で第30シードのスティーブ・ジョンソン(26=米国)と対戦し、7―6、7―6でストレート勝ちし、2年連続で16強入りを果たした。

 第1セット、第2ゲームでいきなりブレークを許し、3ゲーム連続で失った錦織だが、3―5で迎えた第9ゲームでブレークバックに成功。タイブレークでは2―6とされながら、6連続ポイントを奪って第1セットをものにした。

 続く第2セットは互いにサービスゲームをキープする展開となったが、4―3で迎えた第8ゲームでブレークに成功。ところが、直後にブレークバックを許して再びタイブレークに突入したが、これを7―5で制した。

 この大会のハードコートはボールが高く、イレギュラーに弾む。使用球についても「重く感じて体に負担があり、嫌い」語っていた錦織は序盤、ミスが目立ち、過去3戦3勝と相性のいいジョンソンに苦戦を強いられたが、勝負どころで地力の違いを見せつけた。

 次の4回戦では第9シードのジョン・イスナー(30=米国)とアドリアン・マナリノ(28=フランス)の勝者と対戦する。

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2016年3月16日のニュース