JX―ENEOS貫禄の8連覇!岡本がプレーオフMVP

[ 2016年3月16日 05:30 ]

富士通を破り8季連続19度目の優勝を決め喜ぶJX―ENEOSの渡嘉敷ら

 バスケットボール女子のWリーグ・プレーオフ決勝(5回戦制)は15日、東京・代々木第2体育館で第4戦が行われ、レギュラーシーズン1位のJX―ENEOSが同2位の富士通を75―66で下し、通算3勝1敗で8季連続19度目の優勝を果たした。JXは吉田主将、渡嘉敷、間宮の日本代表3人が計58得点を挙げてチームをけん引。前半は30―27と苦戦したが、後半に地力の差を見せて連覇を伸ばした。

 岡本のブザービーターとともにV8を達成。チームカラーの紙テープが舞うコートで歓喜の輪をつくったJXの吉田主将は、4年ぶりのプレーオフMVPにも輝き「苦しい時間帯が続いたが守備をしっかりやった結果。全員でつかんだ8連覇なのでうれしい」と話した。

 6日間で4試合目とあって、疲れから前半はシュート精度を欠いたが、粘り強く守備を敷いて3点リードで折り返し。後半開始から不調だった間宮の得点で突き放し、そのまま逃げ切った。決勝は第2戦で78―103の大敗を喫したが「気持ちを切り替えるように言った」という吉田を中心にチームがまとまり、第3、第4戦を連勝で制した。今後は8月のリオ五輪に出場する代表活動に軸足を移す吉田は「五輪のことだけを考えて頑張っていきたい」と気合。チーム最多24得点の渡嘉敷も「五輪までにレベルアップしたい」と話した。

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2016年3月16日のニュース