野村敏京、あるぞ!リオ五輪代表 ランク67位から大幅アップへ

[ 2016年2月22日 09:50 ]

最終ラウンド、通算16アンダーで米ツアーを初制覇した野村敏京
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米女子ツアー ISPSハンダ女子オーストラリア・オープン最終日

(2月21日 オーストラリア・アデレード グランジGC=6600ヤード、パー72)
 野村の現在の世界ランキングは67位。日本人の中で7番目だが、米女子ツアー優勝で大幅ランクアップが予想される。今後の活躍次第では、7月11日のランキングで日本人上位2人に入りリオデジャネイロ五輪代表に選出される可能性も高まってくる。

 野村の1Wの平均飛距離は約270ヤード。世界に通用する飛距離は五輪でも武器になる。今季はパットの数値でもツアー上位に顔を出している。世界ランキング1位のコの追い上げを振り切ってメンタルの強さも証明した。五輪は出場選手数がわずか60人。韓国や米国などの強豪国でも最大4人しか出場できないため選手層は米ツアーの試合よりも薄い。メダル獲得も十分に考えられる。

 五輪競技対策本部の倉本昌弘強化委員長は「プレッシャーを感じていないような素晴らしい内容。米ツアー初優勝とは思えない堂々としたプレーだった。これから何勝もできると思うし、五輪までこの調子を維持してもらいたい」と期待した。

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2016年2月22日のニュース