ペリカンズ快勝　デービスが今季リーグ最多＆チーム歴代最多59得点

今季リーグ最多の59得点でペリカンズの勝利に貢献したデービス（ＡＰ）

　ＮＢＡは２１日に各地で１０試合を行い、ペリカンズのフォワードで、リオデジャネイロ五輪の米国代表候補でもあるアンソニー・デービス（２２）が敵地デトロイトで行われたピストンズ戦で今季リーグ最多の５９得点をマーク。２０リバウンドも稼いで１１１―１０６（前半５５―５５）での勝利に貢献した。

　５９得点は旧ホーネッツ時代にジャマール・マッシュバーンがマークした５０得点を超えるチームの歴代最多得点記録。５０得点と２０リバウンド以上を１試合で挙げたのは８３年以降ではシャキール・オニールとクリス・ウェバーに続いて史上３人目となった。さらにピストンズの本拠地「パレス・オブ・オーバーン」でのアリーナ記録は０７年６月１日にキャバリアーズのレブロン・ジェームズ（３１）がマークした４８得点だったが、デービスはこの記録も上回った。

　ペリカンズは連勝で２２勝３０敗。５連敗を喫したピストンズは２７勝２９敗となった。

　キャバリアーズは地元クリーブランドでサンダーを１１５―９２（前半６２―５３）で退けて東地区では先陣を切って４０勝（１４敗）に到達。ジェームズが２５得点７リバウンド１１アシスト、ケビン・ラブ（２７）が２９得点を稼いでチームを引っ張った。

　サンダーは球宴明けの２試合はいずれも黒星で４０勝１６敗。ケビン・デュラント（２７）が２６得点、ラッセル・ウエストブルック（２７）が２０得点９リバウンド１１アシストをマークしたものの勝機を築けなかった。

　ホーネッツは敵地ブルックリンでネッツに１０４―９６（前半５５―４８）で勝って２９勝２６敗。２８得点を稼いだケンバ・ウォーカー（２５）らの活躍で今季最長の５連勝を飾った。

　ネッツは１５勝４１敗。ジョー・ジョンソン（３４）が１７得点、ブルック・ロペス（２７）が１６得点１０リバウンドをマークしたものの、ホーネッツに１０本の３点シュートを許して敗れた。

　＜その他の結果＞

スパーズ（４７勝９敗）１１８―１１１サンズ（１４勝４２敗）、セルティクス（３３勝２４敗）１２１―１０１ナゲッツ（２２勝３４敗）、ラプターズ（３６勝１８敗）９８―８５グリズリーズ（３２勝２３敗）、ペイサーズ（３０勝２５敗）１０５―１０２マジック（２４勝３０敗）、マーベリクス（３０勝２７敗）１２９―１０３　７６ｅｒｓ（８勝４７敗）、ブルズ（２８勝２６敗）１２６―１１５レイカーズ（１１勝４５敗）、トレイルブレイザーズ（２８勝２７敗）１１５―１１１ジャズ（２７勝２７敗）