藤沢 吠えた2位 脱落しかけるも奮起 何度も「行くぞ!」

[ 2016年2月22日 05:30 ]

男子で競り合う、優勝した高橋英輝(左)と2位の藤沢勇

日本選手権20キロ競歩

(2月21日 神戸市六甲アイランド甲南大周辺コース)
 藤沢は吠えて2位に入った。10キロすぎから一度は3人の先頭集団から脱落しかけたが「簡単に若手に勝たせてはいけない」と自らを奮い立たせた。この時、「行くぞ」と叫んだ声が前を歩く2人にも聞こえ、「藤沢選手が何度も叫んでいた、まだ頑張ろうとしていると思った」(高橋)と少なからず重圧を与えた。

 13キロで追いつき、自己ベストを23秒更新する1時間18分45秒をマーク。リオ切符へ大前進した。

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2016年2月22日のニュース