明大ラグビー部北島元監督メモリアルホール 故郷・新潟に完成

[ 2016年2月11日 05:30 ]

明大ラグビー部の故・北島忠治元監督

 明大ラグビー部を67年間率い、強豪へ育て上げた故・北島忠治元監督の遺品を展示するメモリアルホールが故郷の新潟県上越市に完成し、3月12日に披露式典が開かれることが決まった。

 北島元監督の愛用品や写真は遺族から出身地の同県安塚町(現上越市)に寄贈されていたが明大OBの要望もあり、没後20年、生誕115年にあたる今年から同市のスポーツ・文化施設「リージョンプラザ上越」の一角を整備して展示されるもの。

 北島元監督は1929年にラグビー部監督に就任。「前へ」を合言葉に「重戦車」と呼ばれる強力FWをつくり上げ、96年に95歳で亡くなるまで監督を務めて日本ラグビーに一時代を築いた。関係者は「北陸新幹線の開通で東京からも近くなり多くのファンに見に来てほしい」と話している。

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2016年2月11日のニュース