GS大会制覇、原沢の勢いと成長評価 康生監督が仏から帰国

[ 2016年2月11日 16:46 ]

 柔道日本男子の井上康生監督は11日、グランドスラム大会が行われたパリから羽田空港に帰国し、リオデジャネイロ五輪代表選考で重要な位置付けとなる大会を制した100キロ超級の原沢久喜(日本中央競馬会)について「日本の全階級で最も勢いがある。独特の柔らかさで受けも強い」と成長ぶりを高く評価した。

 ただ同大会5位で2番手に後退した七戸龍(九州電力)との差は「大きく開いた訳ではない」という。七戸は世界選手権で2年連続2位に入った実績があり、井上監督は「原沢には大舞台の経験がない。追われるプレッシャーは違ってくる」と述べた。代表は4月の全日本選抜体重別選手権と全日本選手権を経て決まる。

続きを表示

2016年2月11日のニュース