テニス審判員2人が処分 賭けに絡む不正と英紙報道

[ 2016年2月10日 01:26 ]

 テニスのトップクラスの大会で八百長疑惑が報じられている問題に絡み、カザフスタンとクロアチアの審判員2人が賭けに絡んだ不正に関与したとして、国際テニス連盟(ITF)から処分を受けていたことが9日、分かった。他にも4人の審判員が調査されている。英紙ガーディアンが報じた。

 同紙によると、カザフスタンの審判員は試合で得点に関する不正を試みた疑いで昨年2月に永久追放処分を科された。クロアチアの審判員はテニスの賭けサイトに頻繁にアクセスし、昨年8月に12カ月の資格停止処分となった。

 このほかカザフスタンやトルコ、ウクライナ出身の審判員4人に賭け屋から賄賂を受け取った疑惑が浮上。下部ツアーで、不正な賭けの対象となる得点の経過速報を更新する作業を意図的に遅らせていた疑いが持たれている。(共同)

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2016年2月10日のニュース