錦織 4連覇へ追い風?塗り直されて遅いコートに

[ 2016年2月10日 05:30 ]

メンフィス・オープンの会場で練習する錦織圭

 男子テニスのメンフィス・オープンで4連覇を目指す世界ランキング7位の錦織圭(26=日清食品)が8日、米テネシー州メンフィスの会場で記者会見した。今年はコートの表面が塗り直され、球足は昨年までよりかなり遅め。大会4連覇に向けて追い風となりそうだ。第1シードの錦織は2回戦からの登場で、10日(日本時間11日)に世界ランキング124位のライアン・ハリソン(23=米国)と対戦する。

 慣れ親しんだ会場で、錦織は1つ大きな変化を感じていた。今大会は室内ハードコートで、これまでは球足の速さが特徴だった。それが今年はまるで違う。記者会見では「速かった去年までと比べてがらりと変わった。ラリーが長くなるので、自分にとっては戦いやすい」と歓迎した。

 ひとくちにハードコートと言っても、表面を覆う材質の違いなどによって弾み方やスピードに差が出る。今年はコート表面が塗り直され、球足がかなり遅くなっているという。1回戦では世界最速263キロサーブの持ち主、サミュエル・グロート(オーストラリア)が敗退。ビッグサーバー有利の傾向が変わったことがうかがい知れる。

 「ツアーの中でも2、3番目に遅いぐらいのコートで、去年までとは全く違う。サーブでもラリーでもエースは取りにくくなるけど戦いやすい」。これまではサーブ力のある選手に苦しめられ、特に昨年はビッグサーバーを連破してたどり着いた3連覇だった。ビッグサーバーも苦にはしないが、ストローク戦の方がリズムをつかみやすく分があるのは間違いない。

 2年連続のベスト8だった1月の全豪オープンでは右手首に痛みが出たが、「数日間しっかり休めた。この1週間は痛みもなく練習をやれている」とすでに影響はないという。世界ランキング20位以内で出場しているのは錦織のみ。「好きな舞台。楽しみだし、自信がある」と見据えているのは大会4連覇しかない。

続きを表示

「NBA」特集記事

「羽生結弦」特集記事

2016年2月10日のニュース