瀬戸 手術から4カ月ぶり実戦復帰でMVP「手が震えた」

[ 2016年1月18日 05:30 ]

バタフライで力泳する瀬戸

 競泳のリオデジャネイロ五輪代表に内定している早大3年の瀬戸大也(21=JSS毛呂山)が横浜市内で行われた東京六大学対抗戦(短水路)で、両かかとの手術から約4カ月ぶりの実戦復帰を果たした。「ゴーグルをつける時に手が震えた」というが、昨夏の世界選手権を制した男子400メートル個人メドレーを大会新記録となる4分7秒80で制すなど3冠で最優秀選手となった。

 復帰戦で格の違いを見せつけ「ちょっとずつ脚の筋肉も手術前ぐらいに戻っている」と手応え。梅原コーチも「タイムはたいしたことないが、本人が楽しいと言ってたから70点」と評価した。

 かかとから除去した「三角骨」は「親近感があるから墓まで持っていく」と埼玉県の自宅に保管している。リオ五輪での金メダル獲得に向け、次は萩野公介(21=東洋大)もエントリーしている北島杯東京都選手権(30日開幕、東京)でライバル対決に臨む。

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2016年1月18日のニュース