片岡 ショット好調!初の米ツアーも5差6位急浮上

[ 2016年1月18日 05:30 ]

第3ラウンド、6番でティーショットを放つ片岡大育

米男子ゴルフツアーソニー・オープン第3日

(1月16日 米ハワイ州ホノルル ワイアラエCC=7044ヤード、パー70)
 36位から出た片岡大育(27=Kochi黒潮CC)は7バーディー、1ボギーの64と伸ばして通算11アンダー、199でトップと5打差の6位に浮上した。石川遼(24=CASIO)は73を叩き通算イーブンパーの84位で、70位までに絞られる最終ラウンドに進めなかった。ブラント・スネデカー(35=米国)ら2人が通算16アンダーで首位に並んだ。

 米ツアー初出場の片岡が堅実なゴルフで6位まで浮上した。「ショットの調子が凄く良くてピンチもあまりなかった。本当に良いゴルフができている」と胸を張った。

 ショットの精度の高さが光っている。1Wの平均飛距離は290・3ヤードで全体の平均に約9ヤード及ばないが、第1打でフェアウエーを外したのは2ホールだけ。3日間のフェアウエーキープ率は全体2位の80・95%(全体平均55・01%)を記録。

 477ヤードと距離のある13番パー4では第1打でフェアウエーを捉え残り235ヤードから3Wでピン奥80センチに付けてバーディー。「全く届かないホールはないしフェアウエーキープすれば自分でもチャンスにつけられる」とうなずいた。

 トップ10に入ればファーマーズ・インシュランス・オープン(28日開幕、カリフォルニア州)の出場権が得られる。昨年11月に欧州ツアーの最終予選会に挑戦するなど海外志向が強い片岡は「アンダーパーで回りたい」と最終日を見据えた。

続きを表示

2016年1月18日のニュース