スパーズ６連勝　地元で今季無敗、敗戦ペイサーズはジョージ不発

２４得点をマークしたスパーズのレナード（ＡＰ）

　ＮＢＡは２１日に各地で９試合を行い、スパーズは地元サンアントニオでペイサーズを１０６―９２（前半５０―４８）で下し、６連勝で２４勝５敗。ホームでは今季１６戦全勝で、２ケタ点差による勝利は２１回目となった。

　敗れたペイサーズは１６勝１１敗。ここまでリーグ５位の平均２６・２点を挙げていたポール・ジョージ（２５）は放った１４本のフィールドゴール（ＦＧ）のうち１３本をミスし、今季初めて一ケタ得点（７）に終わった。

　ダミアン・リラード（２５）とＣ・Ｊ・マッカラム（２４）の両ガードが故障で欠場したトレイルブレイザーズは敵地アトランタでホークスに９７―１０６（前半４３―５５）で敗れ、４連敗で１１勝１９敗。左足の足底筋膜炎に苦しむリラードは、１２年シーズンのデビュー以来続いていた連続出場記録が２７５試合でストップした。

　勝ったホークスは１８勝１２敗。３連敗のあとは３連勝を飾って盛り返してきた。

　サンダーは敵地ロサンゼルスでクリッパーズに１００―９９（前半５０―５２）で競り勝って１９勝９敗。ここ９戦で８勝目を挙げた。ラッセル・ウエストブルック（２７）が３３得点を稼げば、２４得点のケビン・デュラント（２７）は９８―９９で迎えた残り５・８秒に逆転のジャンプ・シュートを成功。デュラントは最後のプレーでこの日３２得点をマークしていたクリッパーズのクリス・ポール（３０）のシュートをブロックし、ディフェンスでも勝利に貢献した。

　ここ４日で３試合目を迎えたブルズは地元シカゴでネッツに１０２―１０５（前半５５―５８）で敗れて１５勝１１敗。１８日のピストンズ戦で第４延長の末に敗れたことが尾を引いており、デリック・ローズ（２７）は８得点に終わった。これで４連勝のあと３連敗。センターのジョアキム・ノア（３０）が左肩を痛めてベンチに下がっており、貴重なインサイド・プレーヤーを１人欠く事態になりそうだ。

　ネッツは８勝２０敗。センターのブルック・ロペス（２７）が２１得点１２リバウンドをマークし、フロントコートで試合を優位に進めた。

　＜その他の結果＞ウィザーズ（１２勝１４敗）１１３―９９キングス（１１勝１７敗）、セルティクス（１５勝１３敗）１１３―９９ティンバーウルブス（１１勝１７敗）、マジック（１６勝１２敗）１０７―９９ニックス（１４勝１５敗）、ロケッツ（１５勝１４敗）１０２―９５ホーネッツ（１５勝１２敗）、ジャズ（１２勝１４敗）１１０―８９サンズ（１２勝１８敗）