安倍首相 新国立計画A案を了承「工期、コスト等を満たす素晴らしい案」

[ 2015年12月22日 11:34 ]

新国立競技場の新たな建設計画で、公表されたA案のイメージ図(技術提案書よりJSC提供)
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 2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアム、新国立競技場の新たな建設計画に携わる設計・施工業者の選定で政府は22日、関係閣僚会議を開き、応募した2陣営からひさしの部分が奈良・法隆寺五重塔を思わせる外観のA案の採用を決めた。

 安倍晋三首相は、日本スポーツ振興センター(JSC)からA案を提案した事業者に決定したとの報告を受け、これを了承。A案について「新整備計画で決定した基本理念、工期やコスト等の要求を満たす素晴らしい案であると考えています」とコメントし、「新国立競技場を世界最高のバリアフリーや日本らしさを取り入れた、世界の人々に感動を与えるメーンスタジアムに。そして、次世代に誇れるレガシーにする。そのために引き続き、全力で取り組んでいきたい」と今後の展望を語った。

 さらに「今後もこの会議においては整備の進捗状況の点検を行い、透明性を持って、国民に深く説明していきたい」と語り、「引き続き、国、東京都、組織委員会が連携して、オリンピック、パラリンピック東京大会を成功に導いていきたい」とした。

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2015年12月22日のニュース