来年３月２８日に新理事選任　相撲協会評議員会

　日本相撲協会は２１日、東京・両国国技館で評議員会を開き、来年１月下旬に実施予定の理事候補選挙で当選した親方１０人について、選任を協議する評議員会を来年の春場所千秋楽翌日の３月２８日に行うことを決めた。理事が互選する新理事長が選ぶ外部理事の承認は、翌２９日の会合で話し合う。

　相撲協会は北の湖前理事長（元横綱）が１１月に急死したことを受け、１８日の理事会で八角親方（元横綱北勝海）を来年３月までの任期で理事長に選んだ。元文部科学副大臣の池坊保子評議員会議長は「（不祥事続きの）困難な時期から大入り満員とした北の湖理事長の熱意と努力を受け継ぎ、清廉潔白な相撲を目指してほしい」と話した。