パンサーズ開幕14連勝 史上3チーム目の快挙まであと2

[ 2015年12月21日 20:38 ]

パンサーズのQBニュートン(中央)(AP)

 NFLは20日に第15週の13試合を各地で行い、快進撃を続けるパンサーズは敵地イーストラザフォード(ニュージャージー州)でジャイアンツを38―35(前半21―7)で下して開幕14連勝。72年のドルフィンズ(14勝)、07年のペイトリオッツ(16勝)に続く史上3チーム目の“パーフェクト・シーズン”にあと2勝と迫り、昨季からは通算18連勝(歴代3位)となった。

 ただし第3Q残り5分32秒で28点をリードしながら、ここから4TDを許して大苦戦。第4Q残り1分46秒では35―35と同点に追いつかれてしまった。しかし、ここからこの日5TDパスをマークしたQBキャム・ニュートン(26)が4回のパスと自らのランで攻撃を組み立ててフィールドゴール(FG)圏内まで前進。最後はグラハム・ガノー(28)が43ヤードのFGを決めてなんとか白星をものにした。

 パンサーズの残り試合はファルコンズ(7勝7敗)とバッカニアーズ(6勝8敗)が相手。全米の注目を集める2試合となりそうだ。

 リーグ史上最大点差(タイ記録)を追いついたジャイアンツは惜しい星を落として6勝8敗。この結果、混戦のNFC東地区はビルズに35―25で勝ったレッドスキンズが7勝7敗で単独首位に立ち、イーグルスとジャイアンツが6勝8敗で2位に並んだ。

 AFC南地区の首位同士の対決となったコルツ対テキサンズ戦は16―10でテキサンズが勝って7勝7敗。コルツは6勝8敗となった。

 なおAFC東地区でペイトリオッツ(12勝2敗)、NFC西地区でカージナルス(12勝2敗)のディビジョン優勝が確定。NFC北地区首位のベンガルズのプレーオフ進出も決まり、NFC西地区2位で3季連続のスーパーボウル出場を狙うシーホークスはワイルドカードでのプレーオフ進出を決めた。

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