プロップ三上「全て出す」15日ラグビー日本代表VS世界選抜

[ 2015年8月15日 08:29 ]

15日の世界選抜戦に向けて合宿地の宮崎から空路東京入りしたラグビー日本代表のプロップ三上正貴

 史上最高の3番相手に力試しだ。ラグビーのリポビタンDチャレンジカップ2015(15日、秩父宮)で世界選抜と対戦する日本代表が14日、合宿地の宮崎から空路東京入り。5月以来の実戦復帰となるプロップ三上正貴(東芝)は「チャンスが回ってきたので1番として求められることを全て出す」と意気込んだ。

 パシフィックネーションズ杯(米国、カナダ)は初戦前に腰を痛め、結局4試合を棒に振った。その間に稲垣(パナソニック)らが活躍し「危機感があった」が、休養日返上でリハビリに励み、復帰にこぎ着けた。

 相手に不足もない。対面は元ニュージーランド代表で2000年代に史上最高の3番と言われたカール・ハイマン。1メートル94、120キロを誇り、35歳の今もその名を世界にとどろかす。ジョーンズ・ヘッドコーチが「ハイマンがオールブラックスのスクラムを世界有数に変えた」とまで言う名選手だが、当の本人は「正直、知らなかった。ちょっと前の人なので」と苦笑い。「史上最高」も何の、踏み台にしてW杯へ突き進む。

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2015年8月15日のニュース