新国立 計画基本案承認もサブトラック常設は否定的

[ 2015年8月15日 05:30 ]

 新国立競技場の再検討を行ってきた関係閣僚会議は14日、3回目の会合を行い、新計画の基本的考えを承認した。

 会議の議長を務める遠藤利明・東京五輪パラリンピック担当相は、コスト抑制のため施設機能は競技に限定し、屋根は観客席上部のみとし、フィールド部分を覆う開閉式屋根は設置しないとした。

 遠藤氏はアスリートから要望が出ていたサブトラックについては「常設できる土地の確保は難しい。20年の(五輪)開催は仮設で考えざるを得ない」と語った。9月には設計・施工を一括して入札する方針も発表。五輪後は民間事業への移行を視野に入れ、ビジネスプランの公募も検討する。

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2015年8月15日のニュース