宮里美香、７０で３０位「もう少し伸ばせた」

第２ラウンド、17番でバーディーを決め、声援に応える宮里美香。通算４アンダーの30位

　米女子ゴルフのポートランド・クラシックは１４日、オレゴン州ポートランドのコロンビアエッジウオーターＣＣ（パー７２）で第２ラウンドが行われ、宮里美香が３バーディー、１ボギーの７０で回り通算４アンダーの１４０で３０位となった。

　６９の横峯さくら、７０の野村敏京はともに通算２アンダーの４６位。上原彩子と宮里藍は１オーバー、有村智恵は５オーバーで予選落ちした。

　６７で回った１７歳のブルック・ヘンダーソン（カナダ）が通算１１アンダーで首位に立った。

　▼宮里美香の話　もう少し伸ばせたのかなというのが本音。昨日よりショットが良く、その分バーディーチャンスについていた。バーディーでフィニッシュできて良かった。パットがもう少し入ってくれたら上出来だったが、なかなか入ってくれなかった。

　▼横峯さくらの話　あと２日プレーできることはすごくうれしい。明日も攻めて、というよりはいいバランスでやりたい。ちょっとパットに違和感があるので、しっかり修正して頑張りたい。

　▼宮里藍の話　ショットのタイミングが合わなかった。いいパットをたくさん打てたが、ちょっとチャンスの数が少なかった。すごくいい形でゴルフができている。あとはもう少しの運かなという感じ。我慢強くプレーしていくしかない。

　▼野村敏京の話　アンダーパーで終われてよかった。バーディーもよく取れたが、ボギーも多かった。明日（第３ラウンド）は８アンダー（６４）を狙う。今日８アンダーの選手がいる。自分もできると思う。

　▼上原彩子の話　チャンスもあったがショットが特別いいわけではなかった。これぐらいしかできないのが今の実力かもしれない。しっかり練習して課題をクリアできるよう頑張りたい。もっと精度を上げないといけない。

　▼有村智恵の話　ショットが悪かった。どんどん悪くなってきている。何とか修正が必要。調子が少し良くなってくると結果にこだわりだし、全てが悪い方向にいってしまう。メンタルを鍛えないといけない。（共同）